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本場大島紬

鹿児島

【 日本伝統織物 】 本場大島紬大辞典
*** にっぽんの繭 ***
*** 揚枠(あげわく) ***
*** 筬通し(おさとおし) ***
*** コーディネート ***


***にっぽんの繭***

無地・格子など比較的シンプルな柄でも、一反を織るのに最低でも2週間以上かかります。また、その前の下準備にも職人が多くの時間を費やし、そしてこだわりの絹の糸...本場大島紬だけでなく日本の絹織物全体の比率でも、国産蚕糸(さんし)の使用は、いまや5%にも満たなくなっています。日本の養蚕業は衰退し、9割以上を輸入に頼っているのが現状です。群馬県赤城の蚕糸は、「高価だがモノが良い...」物作りへの強いこだわりが窺えます。


◆揚枠(あげわく)


◆筬通し(おさとおし)


◆投げ杼(なげひ)


  ◆揚枠(あげわく)とは分解された糸を図案で定められた順番に従って並べ巻き上げていきます。
  ◆筬通し(おさとおし)とは経糸を筬目に通す作業です。
  ◆投げ杼(なげひ)とは絹糸を左右に操り、ひと糸ひと糸を積み重ね、美しい柄が浮かび上がります。
   根気だけではない、色彩センスも持ち合わせています。

***コーディネートをしやすく、スタイリッシュな帯が合わせやすいシンプルなきもの***

      国産繭のみの絹糸で手織りされ、機能美にあふれる関絹織物の本場大島紬。泥染めの美しさと腰のある生地
      シャープで都会的な意匠は極上のお出かけ着です。スーツのようにそして街着として気軽にきものを着る。
      着やすいきものは、帯や小物が乗ってもバランスの良い色や柄だと思います。
      縞や格子、そして無地および無地感覚の細かい柄が、帯や小物とのコーディネートもしやすく、飽きも来ない。
      関絹織物の大島紬は、多くがすっきりとしゃれてシンプルな柄が多く着まわしの利く街着らしい着物です。また、
      男女を問わず着て頂けるシンプルさも魅力のひとつです。